一般質問① 9月定例会「伊東市民病院の産婦人科について」

1点目は「伊東市民病院の産婦人科について」伺いました。

今年になり、市民の方から『市民病院でお産が出来なくなった。通っているのに産むことが出来ないから病院を探してくれと言われて困っている。』などの声を聞くようになりました。

そのことについて令和3年3月の常任福祉文教委員会では産婦人科の常勤医師がこれまでは常勤医2人と複数の非常勤医がカバーしあう形で対応していたが、令和3年3月時点常勤医師が1人と非常勤医師が3人の体制で行っている。そのため里帰り出産などの受け入れは断っているがお産は継続して出来る。今後複数体制になるよう尽力するというお話がありました。不安の声をくださった方に、現状をお話しし、出産はできますよ!と連絡させていただきました。

それから数か月経ちましたが、また前回と同じように出産ができないと問い合わせをいただくようになりました。伊東市民病院は伊東市が開設者となり指定管理者の地域医療振興協会に運営していただいている伊豆半島東部の基幹病院として重要な役割をもっています。市民から不安な声がなくなるよう、市民の不安をお伝えさせていただき、現在の産婦人科の医療体制についてどのようになっているのか、今後も産科継続できる支援をお願いしたく以下3点質問させていただきました。

1) 現在の産婦人科の体制について

2) 妊婦の受入れ状況について

3) 産婦人科の継続に対する本市の考え

1)医師が7月で退職し、8月から新しい医師が来たため新しい体制を考えて近隣の医療機関と連携しているとのことでした。

2)外来診療、妊婦検診、当直勤務、助産師外来などは従来通り地域振興医療協会の内部の調整により10月以降の医師確保の目途がついていて10月以降19人の妊婦さんの受け入れを受けているそうです。

3)産婦人科の継続に関しては、市長自ら指定管理者である地域医療振興協会の理事長に医師確保の申し入れをしているとのことで、伊東市民病院がこれまでと同様伊豆東海岸地域における数少ない産科医療機関としての役割を担うよう支援していくとの答弁がありました。

 子どもを産むには280日子供を守りながら生活し、様々な不安を抱えています。そんな中、地域の総合病院で出産ができるかわからないと突然言われたら抱えるストレス不安は相当なものだと考えます。また、本市の出生人数をみると年々減少傾向であるけど、地域で産むことができないとなるとその数はより増えてくるのではないかと危惧します。伊豆半島東部の基幹病院として子供を産める環境整備はとても重要になってくると思うので、市民の方にも地域の方にも不安を与えないよう産科継続できる医療体制の支援をお願いいたします。ということを伝えさせていただきました。

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