~【観光商工費】に関して~答弁内容~

◆第4次伊東市観光基本計画について

第3次観光基本計画における取組の基本方針や観光地ビジョン、計画目標に対する進捗状況などを踏まえ、5年後の将来像を見据えた内容となるように策定する。
令和4年度も3回開催している『伊東未来観光塾』を令和5年度も3回開催する。伊東市の観光における現状や課題などを整理し。計画を練り上げる。
その後『伊東市観光基本計画 市民懇話会』を4回ほど開催し、計画案を固めていく。
その後パブリックコメントを経て、最終的に計画を策定し、公表していく予定。

◆観光施策において特に重点を置いた事業について

・観光基本計画策定事業

基本計画については前の質問の答弁をご参照ください♪

・按針祭執行事業

令和5年度の第77回按針祭について、コロナ禍により変化している社会情勢を踏まえて、市民や観光客の方により楽しんでもらえる内容となるように観光関連事業者などによるチームを作り、花火大会や行事に関する新しいアイディアを話しあっている。
3回会議を行い、5月ごろに按針祭執行委員会に提言する予定。

・外国人観光客誘致活動推進事業

インバウンド需要の回復を見据え、自粛していたトップセールスを実施する。
また、外国人向けの総合パンフレットをリニューアル。
タイのメディアを活用した情報発信、中国ではウェイボーによる情報発信を継続していく。

◆前年度に比べ事業費が減額された3つの事業について

ア、伊東市観光プロモーション事業について

本市の普遍的なブランド構築を目指し、毎月ブランド研究会を開催、令和2年度に『伊東市観光ブランドブック』制作。市民へのインナーブランディングの取組を中心に行ってきた。
令和5年度は事業内容の配分を見直して、事業費を削減した。
ブランド研究会の開催、インナーブランディングの取組はウェイトを減らし、ブランドブックに掲載されているコンテンツを活用した旅行商品や、ニューツーリズムに関する旅行商品の造成を中心に行っていく。

イ、デジタルマーケティング事業について

毎年新たなPR動画を制作して、YouTube広告による配信を行っていたが、令和5年度は新たな動画は制作しない。
これまでに制作した動画を活用し、広告配信を行っていくので事業費は減額になった。アジア圏を中心とした海外、首都圏を中心とした国内、在日外国人をターゲットした動画配信を行っていく。

ウ、ロケツーリズム推進事業について

令和2年から3年間、テレビ番組やドラマ、映画などの映像制作者とつながりが強く、権利処理のノウハウを持っている事業者に業務委託していたが、ロケ地として伊東市の魅力が映像制作者などに浸透してきたので令和5年度は官民一体のロケ受け入れ組織として設立した『伊東ロケーションサービス』に業務委託することにし、事業費が減額された。
今後もロケ班ツアーの開催やロケ情報誌、ロケ地検索サイトへの掲載などを行い、ロケ誘致を積極的に行っていく。

◆キャッシュレス決済ポイント還元について

物価高騰に伴う消費者の負担を軽減し、消費を喚起することにより市内事業者を支援し、市内経済の活性化を図ることを目的としている。
これから商工会議所をはじめとする関係団体で実行委員会を立ち上げ、事業の詳細を決めていく。
どこのキャッシュレス決済かなどはその委員会で決める。
時期は6月1日から6月30日、
還元率20%、キャンペーン期間中の付与上限は10,000円。
なぜ紙クーポンではなく、キャッシュレスか?
もっとも早く効果的に実施できるのがキャッシュレスだった。
また、経済3団体からもキャッシュレスを推進してほしいとの要望をいただいている。
市もDX推進している。
など総合的な判断によりキャッシュレス決済ポイント還元事業をした。