コロナ禍の移動できない中での会議や講演会などの開催により、離れていても参加できる、ネットを利用した会議なども日常的に取り入れられるようになりました。
近年、スマートフォンが急速に普及したことにより、 無料の公衆無線LANの環境整備が求められておりましたが、より一層環境整備の必要性を感じるようになりました。
本市において、ギガスクール構想のもと学校施設における無線LANの整備は全ての施設において進んでいますが、その他の公共施設においては未だ整備が進んでいない状況であるように感じます。
『Wi-Fiが使える会議室はありますか?』などの声も度々聞くようになりました。
住民サービス向上、また行政事務効率化を図るためにも、市内全域でインターネットを利用できる環境を整備するとともに、災害時における通信インフラとしての活用を目指すべきでは?と考え今回の質問を行いました。
① 市内公共施設の無線LAN整備状況と今後整備するお考えがあるか伺いました。
【現在の整備状況】
◆市役所1階ロビー
(市民課待合室・社会福祉課内、低層階2階渡り廊下内も可能)
パスワード(総合窓口の後ろにパスワード掲示)を入力後60分使用可
年5199件の利用がある。
◆図書館内
メールアドレスを登録後1日15分×4回使用可
年1456件の利用がある
◆健康福祉センター
1F市民活動交流ロビー
パスワード入力後使用可 時間制限なし
◆その他整備済み箇所
東海館・伊東駅・ジオテラス
【年間のランニングコスト】
無料~20万
【周知方法】
設置施設に案内掲示のみ
→ホームページなどで周知をお願いしました。
現状会議や講演会などを行う社会教育施設(コミセンや生涯学習センターなど)にはWi-Fi整備が整っている施設はないです。
生涯学習センターやコミセンの利用者数をお聞きし、こういった施設にもWi-Fi整備が必要。
各地域の方が利用しやすいよう整備していただきたい。
市民の学びの機会が増えることによって町の活性化にもつながるのでは?とみなさんの想いを代弁させていただきました!
【今後の整備について】
来館者のニーズや影響を考慮して、効果的な設置について検討していく。
ちなみに令和4年度来館者が多かったのは、コミセンでは八幡野コミセンが34,052人、宇佐美コミセンが21,553人。
生涯学習センターでは、ひぐらし会館が23,720人、荻会館が16,070人だったそうです。