地域DMOの一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会が行なっている『長崎さるく』を体験し、お勉強させていただきました。

長崎市では地域DMOの一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会が行なっている『長崎さるく』を体験し、お勉強させていただきました。
長崎さるくとは長崎市のまち歩き。
2時間コースがあり、選んだコースにガイドがついて色々なお話しを提供してくれます。

長崎さるくのミッションはまち歩き観光の提供を通して、お客様第一主義で満足を越える感動を提供して長崎ファンを作る事。

調べてみると、

2006年に212日間かけて行われた長崎さるく博というイベントがありました。
『さるく』とは長崎弁でまちをぶらぶら歩くという意味。
さるく博はまち歩き博覧会。
企画から実施まで市民でやっていこう!市民が主役。そして出る利益は市民が得るものにしよう!というイベントです。

そこでたくさんの市民プロデューサーとガイドが生まれ、たくさんの方が関わったそうです。
この期間まちを歩いた利用者は723万人とか。
市民の郷土愛を醸成を高めるためにも、市外の人に新しい魅力を提供するためにも、楽しみながら知ってもらう素晴らしい企画だな。と思いました。

今回で長崎に来たのは4回目ですが、初めて体験したまち歩きでは、今まで行った事のない地元の商店街やまちの歴史をお聞きしてとても楽しめました。
印象的だったのが、通った商店街が平日なのにとても賑わっていた事。

ガイドさんが

『ここはいつも賑わっているんです。それはなぜかと言うと、地域のコミュニティがしっかり出来てるんです。お客さんはほとんど地元の人。

町内で毎年お祭りの出し物を出す。(長崎くんち)

それが地元の人も楽しみで、この商店街が元気がなくなるとお祭りもなくなってしまうから、みんなここを元気にしようと集まるんですよ。』
と話されていて、地域の積み重ねがまちの発展に繋がっている素晴らしい例を見させていただきました。

DMOについては次の投稿で。