「コミュニティ・スクールって何?」
「具体的にはどんなことをするの?」
そんな声を耳にすることがあります。
少子化や人口減少、地域とのつながりの希薄化が進む中、学校だけで子どもを育てることも、地域だけでまちを支えることも難しくなってきています。
そこで国が進めているのがコミュニティ・スクールです。
これは、学校・家庭・地域が手を取り合い、地域全体で子どもを育てる仕組みです。
保護者や地域の皆さんが学校に関わることで、
・子どもたちは地域とのつながりを感じられる
・地域の人は子どもの成長を身近に応援できる
・学校だけではできない多様な学びや体験が生まれる
そんな積み重ねが、
「この地域で暮らしたい」
「将来は地域に戻ってきたい」
という子どもたちの思いを育みます。
つまり、コミュニティ・スクールは子どもの教育だけでなく、地域づくりや地方創生にもつながる制度なのです。今回の一般質問では、伊東市の現状と今後の方向性について伺いました。
市からは、
・現在、市内6校(富戸小、八幡野小、池小、対島中、宇佐美小、宇佐美中)で導入していること
・見守りや行事への協力など、地域との連携が進んでいること
・将来的には全校導入を目指していること
が示されました。
さらに教育長に「コミュニティ・スクールが目指す姿」について伺ったところ、
① 地域との連携強化
「地域の子どもは地域で育てる」という理念のもと、学校と地域が一体となって取り組むこと。
② 子どもたちの成長
学校での学びだけでなく、人との関わりや地域とのつながりを通して、主体的に生きる力を育むこと。③ 学校運営の充実
保護者や地域住民が学校運営に参画し、地域とともにある「開かれた学校づくり」を進めること。
④ 教職員の負担軽減
地域が学校を支えることで、教職員が子どもたちと向き合う時間を確保すること。
などをお示しいただきました。
私は、コミュニティ・スクールは「制度を導入すれば終わり」ではないと考えています。
一方だけに負担が偏ったり、学校や地域に無理をお願いしたりするものでもありません。
大切なのは、
「子どもにどんな力を育てたいのか、継承していきたいのか」
「どんな地域をつくりたいのか」
学校・家庭・地域が対話を重ね、同じ目標を共有することです。
地域の子どもは、地域の宝。
これからも学校・家庭・地域が力を合わせ、子どもたちの未来を支えられる伊東を目指して取り組んでまいります。



