想い

今の伊東市の現状にいままでも不安感はありましたが、どこか他人事で横目で見ているだけでした。
末娘が今年小学校に入学し、少子化の現状、シャッターで閉じられている商店、人通りの少ないまちを見て、また2018年の伊東市での出生数が273人、20年後の人口推計が今より2万人少ない4万8千人というのを知り、不安感が危機感に変わりました。

このままではいけない!!

高齢者、働く世代、子供、いろいろな立場の問題が身近な私たち世代が、ちゃんと住みやすい街づくりを考えていけないだろうか??

不満もあるし、こうなって欲しい。胸の内には思うことはいっぱいあるけれど誰に言ったらいいかわからない、
言ったところで変わらないだろう。そんな諦めの気持ちを秘めている人がこのまちにはたくさんいます。

子どもを持つ方と話をすると、子供が将来伊東に住みたい!と言っても、住ませたくない。外に出なさい!と伊東から出してしまうと思う。という声をたくさん聞きます。

子どもが自分の意志で伊東に残りたいと選択したとき、
『いいね。このまちはとても住みやすいまちだよ。』
と答えてあげたい。

そんな未来の選択肢を残すためにも、みんなで住みやすいまちづくりをしたい。
たくさんの人が、このまちに住んでいてよかった、ありがとう。と思えるまちづくりをみんなで考えていきたい。
わたしはみんなが真剣にまちづくりに向き合う起爆剤になりたい

わたし一人の視点ではなく、たくさんの方のお話を聞いて、たくさんの視点をつなげて住みやすいまちにしたい。

子どもがのびのびと安心して遊べるような環境づくり
子育てしながら働いている方たちのサポート づくり
高齢者,障がいのある方たちが一人で生活していける環境 づくり
伊東で生活している皆様が住みやすい環境 づくり

みんなで考えていきたい

伊東は山にも海にも囲まれ、恵まれた自然の財産、素晴らしい温泉、がたくさんあります。
その自然の恵みからの産業も様々あり、何よりも人の温かさがあります。
わたしが強く思ったきっかけは、子どもと経験させていただいている数々の素晴らしい絆(つながり)、自然、産業、おいしい食べ物があったからこそです。

このまちの魅力をもっとたくさんの人に知ってもらい、たくさんの経験、絆(つながり)を増やしていきたい。

小さいものからでもいい。ひとつずつ問題を解決して最終的にはみんなに笑顔の残るまちにしたいです。

鈴木 絢子(すずき あやこ)