~一般質問について~無線LAN整備に関して②

無線LANは、ICTインフラの中でも災害に強く、東日本大震災や熊本地震等の際に情報伝達手段として大きな役割を果たしていることから、災害時の通信インフラとしての活用にも期待が集まっているそうです。
総務省が毎年行っている令和4年通信利用動向調査によると、スマホは9割の世帯が持っていて、インターネット利用者の割合は、13~59歳の各年齢階層で9割を超えているそうです。
70歳以上の方の利用も年々増えているそうです。
災害が起きた時も、大半の人がスマホなどから情報を得たり、家族と連絡を取り合ったりとなるでしょう。そこで

②避難所に指定され体育館の無線LAN整備状況と今後整備するお考えがあるかについて伺いました。
現在避難所に指定されている小・中学校の体育館のうち無線LAN環境が整備されている施設は 3校 だそうです。
未整備の体育館も順次整備を進めていきたい旨の答弁がありました。
しかし、現状は学校のギガスクール構想によって整備した環境で、児童、生徒、学校関係者のみが使用できる形なので、大規模災害時にも利用できる環境になるよう調査、研究をしていくとの答弁でした。また、無線LANだけでなく、避難所で電源を確保できるのか?の心配な声も聞きます。
災害発生時スマホ充電サービスなどの対応について伊東市はどのように考えているかお聞きしたところ、開設期間が長期化したり停電が復旧しない場合は、発電機を体育館に設置し充電などが出来る環境を整えていく。ということでした。
いつどんな災害が起こるかわかりません。現在3校のみのが整備されているということですが、他の体育館につきましても是非災害時に活用できるよう設置を考えていただき、また災害時に使えるようにご検討お願いしたいとお伝えしました。