一般質問③ 9月定例会「放課後児童クラブ(通称 学童保育)について」

3点目の質問は放課後児童クラブ(通称 学童保育)について伺いました。

放課後児童クラブとは、放課後や長期休業中に保護者が就労等により昼間家庭にいない小学生に対し、適切な遊びの場や生活の場を提供し、その健全な育成を図ることを目的として実施しているクラブです。

全国的に少子化といって子供は少なくなっていますが、共働き世帯、ひとり親世帯と増えている現状で、学童保育の需要は増えてきているようです。子供を産み育てる環境として放課後児童クラブ、学童保育はなくてはならないものであります。

放課後児童クラブに通われている保護者の方また支援員の方から、日頃お話を伺う中、最近では今後の統合にあたっての不安の声が大きくなっております。教室の確保の問題もそうですが、運営形態が様々な状況の中統合にあたっては様々な協議、話し合いの場が必要と感じます。保護者運営という中、行政の介入も難しいとは思いますが、今後、伊東市立小・中学校の規模及び配置の適正化に向けた基本方針により学校の統廃合が進んでいくと思われる中、行政のサポートなしでは放課後児童クラブの統合に向けた取り組みは難しいと考えます。令和5年度統合の3校において、どういった取り組みをしていくのか、まずは検討していただき、今後の流れを作っていくことが急務だと考え、今回の質問をさせていただきました。

現状の放課後児童クラブの需要、支援について東小学校、西小学校及び旭小学校の統合に伴い、運営形態が異なる3つの放課後児童クラブについて、統合に向けての現状の取組及び課題、今後の流れ、協議会の立ち上げについて伺いました。

【現状】

令和3年4月現在 9クラブ11支援の運営で506人登録 58人の支援員等が配置されているそうです。小学1.2年が全体の55.7パーセント占める 高学年も利用傾向小学全児童の21.23パーセントが利用しているとのことでした。

【3校統合に向けた放課後児童クラブの統合、協議会について】

放課後児童クラブの統合に特化した協議会を立ち上げる予定はない。保護者や支援員との協議の場は設ける、安心して利用してもらえるよう努めていくとのことで8月から9月にかけて3校プラス南小の放課後児童クラブの支援員に各クラブの意向を聞き取った。聞き取った内容から課題を抽出して、代表などにも話を伺い、要望に対する案を提案させてもらう。12月(もしかしたら3学期に入ることも)には課題がみんなで共有できる形にしていく。統合に合わせて学童クラブもどういった形にするのが安心安全な形になるかをまとめていきたいというお話でした。

放課後児童クラブに通わせる保護者の方からの不安の声をお伝えさせていただき、行政のサポートの必要性を訴え、協議を重ねて新しい学校の放課後児童クラブを作ってほしいとお伝えしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください