【視察2日目 長崎のDMOについて】

長崎では2018年(平成30年)に長崎国際観光コンベンション協会が地域DMOに登録されたそうです。
目指すビジョンは『選ばれる21世紀の交流都市』
みんなに選ばれるためのブランディングを行い、稼ぐ力を引き出す仕組みを作り、地域の事業所や事業者みんなが連携出来るように『長崎市観光まちづくりネットワーク』という地域プラットフォームを作っています。
DMOの設立に向けて大変だった事は、宣伝、マーケティング、企画あらゆる専門スキルを持った人材を集める事だったそうです。

今回お話しいただいた方も、旅行会社に勤め海外何カ国かでガイド育成に携わっていた方でした。
DMOになってのメリットは観光庁の支援メニューを受けられる事、信頼度が上がった事などだそうです。
現在、事務スタッフ22名、現場12名の計34名で運営。
財源は行政から3つの委託を請け負っていて、宿泊税などから捻出されているとの事でした。
自分達は稼ぐ組織ではなく、仕組みを作ってみんなに自分達で稼いでもらう組織だ。とお話しされていました。
たくさんの市民の方にも協力してもらい、長崎に来ていただいた方が1人でも多く長崎ファンになってほしい!と日々色々な取り組みをされてました!

今回2ヶ所のDMOを視察させていただきましたが、タイプがまるで違ってとてもお勉強になりました。伊東でもDMOについて調査研究が進んでいますが、DMOにする事によってどうしたいのか、どうなりたいのかをもっと細かく明確にした上で方向性を決めるべきだな。と感じました。

素敵な取り組みをお勉強させていただきありがとうございました。