一般質問④ 9月定例会「文部科学省が推進している、地域と共に学校運営を行うコミュニティスクールについて」

4点目の質問は文部科学省が推進している、地域と共に学校運営を行うコミュニティスクールについて伺いました。

コミュニティスクールについては、以前も何度か議会で取り上げさせていただきましたが、コミュニティスクールとは学校や保護者、地域のみなさんが共に知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支え「地域と共にある学校づくり」を進める法律に基づいた仕組みです。地域と一体となって特色のある学校づくりを進めていくことが出来ます。

わたしはこの取り組みは、子供の教育という観点だけではなく、地方創生の観点から考えても、学校という場を核に子供と大人、地域というものを繋げていく素晴らしい取り組みだと思います。希薄化していく社会の中、地域への愛着、誇りを育みながら、地域の中で多世代交流することにより、今以上につながりも深められます。地域の特色を日常の中で継承することで持続化する地域をつくると共に、地域のつながりを深めることにより、防災、減災にもつながることと想像します。また子供を安心して育てやすい環境づくりは、産みやすい環境にもなっていきます。

本市においても令和4年度から富戸小においてコミュニティスクールを本格導入するという新聞報道を拝見し、今後の流れに期待しているところです。富戸小学校をモデル校と指定し、令和4年度から市内で初の本格導入となるが、現状における導入に向けた取り組みを伺うとともに、今後の展望及び課題、また令和4年度以降、市内の他の学校へ導入をどのように進めていくか伺いました。

今後学校長が推薦した8人の委員で運営協議会を立ち上げ、年に3回協議会を行う。学校運営の基本方針を承認するほか、学校運営や学校の課題に対する協議を通じ、子供の教育に対する課題や目標を共有し当事者として学校の支援の充実を目指していく。

地域学校協働本部との連携による支援活動、放課後活動、地域活動、地域行事など地域協働活動を通じ地域とともにある学校、大人も子供も学びあい育ちあう教育体制の構築、学校を核とした地域づくりの構築を目指していく地域学校協働本部も一緒に立ち上げ、慣例慣習で行っていたものを持続可能な組織づくりをして行っていくとのとこでした。

市内の学校においては、各学校の実状にあった運営協議会の立ち上げを考えており、時期がいつになるかはわからないけど全校でコミュニティスクールにしていくとの答弁をいただきました。

富戸小での事例を参考にいいものは受け継ぎ、失敗したものは改善して市内全校で地域と学校の協働が早期に進むことを願っております。

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