視察最終日。大阪のてっぺんにある能勢町という町の小中一貫校に行ってきました。

視察最終日、大阪のてっぺんにある能勢町という町の小中一貫校に行ってきました。
能勢町は人口9900人弱の町です。
町の子供たちの数がピーク時の3分の1になり、施設の老朽化も進み、市内にあった小学校6校と中学校2校が統合して小学校1校、中学校1校にしたそうです。

小学生299人、中学生188人の学校です。

元々府民牧場だったところに学校を建てたそうで、すごい広くてびっくりしました!

スクールバスが10台あり、児童の6割がスクールバスで通っているそうです。

施設はもちろん、ここでもまた教育の充実した取り組みに愕然としました。

その地域の歴史、文化、自然、食、などに焦点を置いた学習を行なってたり、
大阪大学と連携して週3の英語授業を行なっていたり、パソコン室や図書館がとても充実していたり、
教職員たちの研修体制(秋田県教育視察など)を整えて学力向上施策をとっています。

またランチ室という部屋で、地域のボランティアの方に配膳係をお願いし食べる日もあるそう。
給食の準備や後片付けの時間がなくなり、先生の負担を減らし、子供たちの休み時間も増えるそう。
そこではボランティアの方にお勉強を教えてもらうこともできます。

放課後のアフタースクールを学校内に開校していて、子供たちの勉強を見てくれます。
中学生は月5000円で週二回の学習塾を利用できます。
またeライブラリーを導入し、パソコンやタブレットで子ども達が自主的に学習できる機会を増やしてくれてます。

子供たちに必要なことは?
どんな学びをすれば?
どうすれば、楽しんでくれる?

地域のみなさん、学校の先生、たくさんの方でたくさん話し合い、学び、研究した結果の素晴らしい取り組みや学校でした。

これからの子供にどんな教育が必要なのか?
どういったことを取り入れていくべきなのか?

みんなで色々考えていなくてはいけないんではないかな。

この3日間、色々な地域の取り組みを見て感じたこと。先進的な取り組みをしている地域はやはり勉強してるし、研究している。子どもの将来のことをしっかりと考え、物事を総合的に考えている。
大人が勉強しなくては。

帰ったら溜まっている本を読もう。

ようやく静岡。。あともうちょっと!