下関市立中央図書館を視察させていただきました。

今日は下関市立中央図書館を視察させていただきました。

下関市立中央図書館は平成22年に63億6千万の整備事業費をかけ開設され、5年間は包括外部委託による指定管理制度にて運営していましたが、平成27年から図書館サービスは直営に戻すことにしました。

指定管理制度にすることにより、開館時間が21時までになり、年中無休で運営が出来た。人件費が削減され、民間のノウハウが活かせるなどのメリットがあったそうですが、同じ館にに入っているカフェや他の事業が忙しくなると人員がそちらに取られ、図書館で本を探しに来た方などに対応するサービスの質が落ちてしまったそう。もっと図書館に来た方へのサービスを重視しよう!と直営に戻すことになったそうです。

今日お聞きしてびっくりした事に、下関にはこの大きな中央図書館以外に6つの図書館があり、さらに令和7年にもう1つの図書館が開館されるとの事でした。今後老朽化施設をどう維持していくかの課題や運営費がかなりかかるので、本の購入費を1000万以上削っているとの事でした。

設備も予約した本が入ったら入れといていただける予約ロッカーや、図書室で欲しい本を書架から自動に運んでくれる自動書架設備が整っていました。
図書館の設備も様々あると勉強になりました。

伊東市ではこれから新図書館の運営などをどうするか検討する事になると思いますが、今日お聞きした内容をしっかり検証して議会に持ち帰りたいと思います。

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