昨日、伊東にある森づくりグループ『まちこん伊東』のお姉様方が伊豆市にある『またね自然学校』に視察に行く。という事で一緒に伺わせていただきました。
伊東から３０分弱で到着する山の上にある『またね自然学校』。8700坪の山林を生かし、自分達で間伐しながら自然学校を作っています。
知識を伝えるのではなく、感性とワクワクを共有する自然体験。体験を通して生きるって素晴らしい！と人としての根っこを育て、人生を全うするための人間形成、人材育成を行っています。（子供から大人まで）
小さい頃から野外で遊び、自分の子育てでもたくさんの野外体験をさせてきて自然体験から得る素晴らしさにサラリーマンを辞めて、ご夫婦でホールアース自然学校で6年様々な事を学び、2019年から独立して伊豆市に『またね自然学校』を作られた斉藤大輔さんに色々なお話を伺わせていただきました。
斉藤さんは普段林業と狩猟も行っていて、実践者としてリアルな声を人に届けたい。リアルな体験をしてるからこそ伝えていける。と様々なプログラム（間伐体験、林業体験、家畜体験、狩猟体験、防災、災害キャンプ、子供キャンプ、親子キャンプなど）を行っています。
『なんでこんなテレビもゲームもないところに来なきゃいけないんだよ！早く帰らせろよ！』と言って暴れていた小学生が、3度目に来た時『俺、将来林業をやろうかな』と話してたと言うお話がとても心に響きました。
伊豆市では小、中、高、様々な学校が自然教室や森林教育などを受けに利用している、函南町、松崎町などでもお力を借りてるとの事で、是非伊東市でも取り入れて欲しい。と切に感じました。
自然学校の中には、狩猟して獲った鹿から革細工をしているスタッフの方の工房もあり見学させていただきました。
とても素敵な作品が多く、直に触らせていただいた鹿革の柔らかさにびっくりしました。
